GUIDE · 依頼の流れ
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建築パースを依頼する前に — 知っておきたいことと、進め方
建築パースやCGを依頼するのは、はじめてだと少し身構えてしまうもの。何を準備し、どう進み、どこを押さえておけばよいのか。スムーズな制作のために知っておきたいことを、依頼の流れに沿って整理しました。

建築パースやCGを依頼するのは、はじめてだと少し身構えてしまうかもしれない。何から伝えればいいのか、どんな資料が必要なのか、どれくらいの時間と費用がかかるのか——。
実際には、押さえるべき要点はそれほど多くない。この記事では、依頼を検討している方に向けて、準備しておきたいことから制作の流れまでを、順を追って整理する。事前に全体像がわかっていれば、制作はぐっとスムーズになり、仕上がりも目的に近づく。
まず、「何のための一枚か」を整理する
依頼の前に、一つだけ考えておきたいことがある。それは、「この一枚を、誰に、何のために見せるのか」だ。
提案やコンペで決裁者を説得するためなのか。販売や広報で購入者の心を動かすためなのか。あるいは、設計初期に方向性を関係者と共有するためなのか。目的によって、ふさわしい表現も、力を入れるべきポイントも変わってくる。
とはいえ、これを完璧に整理してから依頼する必要はない。目的が曖昧なままでも構わない。私たちは、この「何のために」を一緒に考えるところから対応している。やりたいことのイメージや、解決したい課題を伝えていただければ、そこから最適な形を提案できる。
あると進めやすい資料
制作にあたって、あると話が早い資料がいくつかある。すべてが揃っていなくても問題はないが、目安として挙げておく。
図面(平面図・立面図・断面図など)があれば、空間を正確に立ち上げられる。仕上げ材や色の指定、参考にしたい写真やイメージがあれば、雰囲気の方向性を共有しやすい。外構や周辺環境の情報、希望するアングルや時間帯のイメージがあれば、さらに具体的に詰められる。
これらが完全に揃っていなくても、現時点であるものから始められる。足りない部分は、やりとりの中で一緒に補っていけばよい。「まだ設計が固まりきっていない」という段階でのご相談も歓迎している。
制作の流れ
依頼から納品までは、おおまかに次のように進む。
まず、ご相談の中で目的や条件をうかがい、内容に応じたお見積もりとスケジュールをご提示する。方向性に合意できたら、いただいた資料をもとに制作を開始する。
途中、要所で確認のためのイメージをお見せし、アングルや雰囲気のすり合わせを行う。ここで認識を丁寧に揃えておくことが、最終的な満足度を大きく左右する。方向が定まったら仕上げに入り、ご確認のうえ、必要な修正を経て完成・納品となる。
一枚一枚を「作品」として仕上げることを大切にしているため、この確認のプロセスを通じて、設計の意図がそのまま伝わる一枚へと近づけていく。
納期と費用について
納期は、表現の種類や規模によって変わる。一般に、静止画は数週間、アニメーションはそれより長めの期間を見込んでおくと安心だ。お急ぎの事情がある場合は、可能な範囲で相談に応じている。
費用についても、カット数や内容によって幅がある。確定した金額は個別のお見積もりでご案内するが、目安となる料金は事前にお伝えできる。大切なのは、価格だけでなく「その一枚が何をもたらすか」で判断していただくことだと考えている。質の高いビジュアルは、提案を有利にし、合意を早め、結果として時間とコストの節約につながることも多い。
まず、気軽に相談することから
建築パースの依頼は、準備が完璧に整っていなくても始められる。むしろ、早い段階で相談していただくことで、設計の方向性そのものに役立つ提案ができることもある。
「こんな段階でも相談していいのだろうか」とためらう必要はない。やりたいことのイメージ、解決したい課題、漠然とした構想——どんな入り口からでも、そこから一緒に最適な形を見つけていく。
設計の良さを、そのまま相手に届けるために。まずは、お気軽にご相談いただきたい。
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